昭和31年創立
書道専門学校
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呼吸運動から宇宙との一体へ
国際社会が加速するにつれ、日本人は外国を訪れた際、自国の文化を彼らに伝える術をもっていないことに気づかされます。「ジャパンイズ、ゲイシャ?スシ?フジヤマ?」
「侘び寂び、粋、本音と建前・・・」美しい日本人の文化は、なかなか伝えにくいものです。
書道は古来、中国から伝わってきたものですが、ひらがななどの日本独自の美しい情緒が生まれました。この漢字とかなの融合藝術は、日本人誰もが唯一、自分で出来る日本文化ではないでしょうか?
もっと字を楽しみたい、美しい字を書きたい。その気持ちを胸に、日本に多くある書道学校に集まる生徒、師範候補生たちが実際にやっていることは、模倣技術の正確な反復です。
当学院が提唱する書道は、独自の筆法である「円空ノ書法」により、円環と呼吸によって、宇宙を感じる書道を体得しています。墨と半紙の世界から、土を握り締め、大地と呼吸する世界へ移行する、日本唯一の書道学であります。
ぜひ当学院の門を叩いてみてください。もっと広い世界へ旅立つお手伝いをいたします。
1.目的
本学院は、教育基本法に準じて古今東西普遍の「円空の筆法」の知識と技術について専門教育を施すとともに社会の要請に応ずる指導的人材の育成を目的とする。
2.入学資格
1、高等学校を卒業した者、もしくは同等以上の学力があると院長が認めた者。
2、男女を問わず満20歳未満で書学を志す者は、面接試験により院長が認めた者。
3、初級科、中級科、上級科は編入試験により編入学(本院の有段位者は試験免除)
4、研究科は本学院卒業生又は本院師範、準師範格の有資格者。
3.講座の種類と内容
■基礎科
筆の持ち方から各書体の筆法など、書の概論の基礎実習を通じて基本的書写能力を養う(検定3級〜1級相当の実力)
■初級科
古典の臨書の理論と実習を通じて「円空の筆法」により実力を養う(検定初段〜三段相当の実力)
■中級科
古典の臨書、作品制作の理論と実習、指導者としての実力を養う(検定四段〜六段相当の実力)
■上級科
古典研究、作品制作、鑑賞、書道教授法などの理論と実習(検定七段〜九段相当の実力)
■教育実習科
学校教育に準じた児童生徒の指導と一般社会人の書道教授法の理論と実習を通じて「書道師範」の開塾指導(検定準師範〜師範相当の実力)
■研究科
各書体、各々の古典、作品制作等の専門的な研究、指導(本学院卒業生、本学院師範格、師範の方を対象)
4.学科、修業年限及び入学定員
【単位取得制度】
基礎科 |
12週 |
6週 |
12名 |
初級科 |
24週 |
12週 |
12名 |
中級科 |
48週 |
24週 |
12名 |
上級科 |
48週 |
24週 |
12名 |
教育実習科 |
12週 |
6週 |
12名 |
研究科 |
任意 |
任意 |
若干名 |
5.入学金及び学費他
入学金3万円(入学時のみ)
学費 基礎科 8000円 〜
実習費 (月)500円
※授業料、実習費は3ヶ月分納入
6.時数と単位
毎週1回1時間半の授業を受け3ヶ月一単位とする。
7.授業時間
火曜日 午前10時30分ー12時
午後6時30分ー8時
木曜日 午前10時30分ー12時
金曜日 午後6時30分ー8時
土曜日 午後5時ー6時30分
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